釣心あれば魚心

昨日、仕事を早めに切り上げ、家の近所にある釣具屋さんにタックルを揃えに行きました。

その釣具屋さんは大きくSHIMANOの看板が掲げてあり、以前から気にはなっておりましたが、いままではどこにフィールドがあるのかも分からず、釣りをしようという気持ちが無かった為、店内に足を踏み入れるまでは至っておりませんでした。

お店を訪問するにあたり、ひとつ心配があります。

本当にSHIMANOの看板だったのでしょうか。これまで店先を通り過ぎるだけでしたので看板を注視したことはありません。もしかしたらSHINAMOだったりするかもしれません。

ええ、ここは中国ですから。

しかし心配は杞憂だったようです。看板はきちんとSHIMANOとなっていました。店内に足を踏み入れると気のよさそうな店長さんらしき男性と、若い女の子の店員が3名。

店内を物色していると、2名の店員さんがぴったりと私をマークし、中国語でなにやら話しかけてきます。私の行く先々で商品を手に取り私に向かって「これがいいわよ」「私はこっちがいいとおもうわ」と素敵な笑顔とともに商品をアピールしてくれます。


でも


君たち。それ使ったことあるの？


ロッドコーナーでシーバスに使えそうなロッドを探します。目当ては9feet程度のスピニングロッド。ちょうど目の前に270cmのロッドがあったので、手に取り重さや調子を確かめていると、例によって店員さんが「こっちの方が長いわよ」、「もっと長いのがあるから出してきてあげる！」と。


アピール点、長さだけ！？


たくみなセールストークをやんわりお断りし、購入したロッドがこちら↓






聞いたことのないロッドですが、私が不勉強なのでしょう。刀とはなかなかに切れ味鋭そうなネーミングです。記念すべき中国での初釣行に相応しいロッドです。

リールはSHIMANOの4000番台クラスを探します。なぜか2名のお嬢さん方、リールには全く興味がないようで私から離れ店員さん同士でおしゃべりを始めています。


どうやら 「手ぶらでは帰さない」という目的を達成し満足したようです。


購入したリールはStreamStar LT4500。お値段は160元（日本円で約2,400円）

知る人ぞ知るリールです。え？ご存知ない？はい、私もです。

次はラインです。メインラインにPE3号を、ショックリーダーにナイロン25lbを考えていましたが、残念なことにPEラインが置いてありませんでした。仕方がないのでナイロンの5号を購入しました。当日は直結になってしまいます。とても心配ですが無いものはしょうがありません。せめてダブルラインにしてスナップとの結束強度を上げる位の気休めはしようと思います。

ちなみにラインのパッケージ（裏書）はこちら








無理して日本語にしないほうがいいのに。

特殊加工ナイロソの威力に期待したいところです。恐らく新素材なのでしょう。
結び目も小ちく強力らしいので、結束強度も問題なさそうです。



注：
家に帰って調べたところ、鯉用のロッドでCATANAというロッドがSHIMANOから出ているようです。日本国内で流通しているかどうかは分かりかねますが、、、。