釣心あれば魚心

いよいよ、中国での初釣行の日がやってまいりました。場所は三日月湖状の汽水域。

シーバスの他には30cm位のティラピアがウロウロしているそうです。

※本文中、意味不明な語句がございましたら、過去記事「中国的漁具屋店その1、その2」をご参照ください。

現地に到着し早速タックルの準備に取り掛かります。我が愛竿「CATANA」、頼んだぞ～！

特殊加工ナイロソのラインは思った程悪くありません。しなやかでハリのあるラインです。ただし


なんかねちょねちょします。


油に浸したみたいに。これが特殊加工ってやつでしょうか。いや恐らく特殊なコーティング剤に違いありません。

そしてルアーは「路亜無限」フローティングミノーをチョイスします。期待を込めて中国でのファーストキャスト。お！なかなかの投げ心地です。CATANA、案外悪くありません。そして路亜無限のアクション。


まったく泳ぎません。


ミノーなのに、トップ系のプラグのように、お尻を下げた姿勢で浮きます。可動しない重心可動のせいでしょうか。恐らくウェイトが後方に固定されてしまっているのでしょう。動き自体はロール系の動きですが、とても早く巻かないと動きません。

しかたなく、スピンテイルに結びなおします。こちらは普通に泳いでくれました。まあブレードが回るだけですしね。しかしこのポイントは水深が浅くキャストの度に根掛りしイラっとします。ほどなくロスト。

また路亜無限に戻します。しばらくキャストを続けますが、ティラピアのスレっぽいアタリくらいしかありません。やはり「トォイッテ」を習得できていないのが悔やまれます。これでは「魚類DNA色素攻撃促進因子塗料」も効果を発揮できないのでしょうか。しかしここに来て重心可動が機能しはじめました。固着していたウェイトが可動するようになったのです。


しかしやっぱり泳ぎません。


相変わらずのアクションです。まさに矢が尽きた状態となってしまいました。

そんな中、ペンシルでティラピアを釣って遊んでいた同行者のNさんがバイブでシーバスキャッチ。

立派なタイリクスズキ（ホシスズキ）

こんなものを見せられては、私も黙っていられません。こうなったら、実戦の中でトォイッテを習得しなんとか路亜無限のポテンシャルを引き出さねばなりません。キャストにも熱がこもります。キャストしようとルアーの重さをロッドに乗せたその時、、、、









（；_；）



釣具屋さんの店長（日本語しゃべれる）の言葉が脳裏にリフレインします。

「それ中国製だよ、本当にそれでいいの？心配だなぁ」

やっぱりダメでした。

というか、分かっているなら店頭に置かないで欲しいです。

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・釣行結果

ぼうず

感想：CATANA折れ矢尽きた